ご挨拶

~「今ここ」からの逃走~

   銀行の数字だけが動いたバブル経済崩壊後、がんばる日本人の魂はもはや悲鳴をあげています。やがて悲鳴は2020年東京オリンピックが過ぎたあたりから、絶叫に変わります。このような視点をお持ちの方は少なからずおいでになりますが、残念ながら本格的な逃走を試みる人は一部です。結局、ゴールがわからないが故に、巨大沈没船のなかで自力の努力に逃げてしまうパラノ人間がほとんど。逃走経路はそちらではないのに……。

   私どもHashihime World Agency(橋姫世界機構)に加わってくださったあとにご乗船いただくノアの箱舟は、「旧きよき未来」へと外遊してゆきます。この矛盾した目的地への船旅は、here(日本)とthere(異国)を行き来することで初めて可能になります。初めての遊戯三昧の地としてはカンボジアがよいかもしれません。例えば現在プノンペン郊外の大学には、三千家まえの千利休が愛でた寸法をうつした茶室『臨川』があり、クメール人の若者が茶道の稽古に日々励んでおります。ポルポト時代の混乱をようやく乗りこえたばかりのカンボジアだからこそ、戦後日本の面影をそこに視て、私どもはたしかな日本文化の苗床をthereに運んだのです。このような背景のある茶室であるが故に生まれ得た物語が多くございましたし、これからも星の数ほどの文化的架け橋がかけられるのかもしれません。Hashihime World Agency(橋姫世界機構)はこのような時空編集を経た舞台を皆さまにご提供し、たまたまの上質なスキゾ的縁が生まれる分母を編んでまいります。

   今の暗き日本から逃走するのは簡単です。

・hereとthereをあちらこちらに設け、その各舞台を非公開に閉じること

・たまたまのご縁を必然にする自由経済を沁みこませること

というふたつのルールが守られた世界に身を置けばよいのですから。心理学的に人は現状維持の心地よさ(スコトーマ)を好みます。しかし、「今ここ」のぬるま湯に浸かっているのはあまりに危うい。むしろ、「先あそこ」に行きませんと(笑)。今しか歩めぬモーゼの海割り道。企業の平均寿命が5年を切り、AI(人工知能)によって既存の仕事の約半分が消えてしまうまえに、ご縁の経済舞踏に加わっていただけたら幸甚です。連星や星蝕のごとく、輝く人と連なり、そして重なりゆく歳月をお過ごしください。文化を片手にしたゲリラ的逃走劇、ご一緒しませんか。

 

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Kodo Tenco / Chairman of Hashihime World Agency